社会保険庁からの手紙
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今日、社会保険庁からの手紙が届いていました。
”後期高齢者医療制度”の名前を親しみやすくするために
”長寿医療制度”に変更しました。とうものでした。
名前が変わっても内容が変わらなければ意味無いと思うんですけどね。
65歳になった友人のお父さんは17年前、20センチくらいの高さのところから
足を滑らせて転んでしまい、脊髄損傷で全身麻痺になってしまいました。
働き盛りの年代での障害だったので、本人が事態を飲み込むまでには
2年かかったそうです。
その間にお母さんも看病疲れか、脳内出血で倒れてしまいました。
娘さんだけで一度に二人の看病は出来ず、お母さんが無理をしてしまうという事で、
倒れて3年後にはお父さんの施設入所が決まりました。
この4月に後期高齢者医療制度が始まり、65歳以上の障害者も対象という事で
友人のお父さんも施設の方からこの制度への移行を勧められたそうです。
しかし年齢的に強制加入ではないという事で、家族揃って役所へ相談に行ったそうです。
今の国民年金と後期高齢者医療制度の保険料の支払いは
どっちが得か試算してもらったそうです。
すると数百円程度ですが、国民年金の方が安かったらしく
「聞いてよかったわい。数百円の違いでもこんな訳の分からんもん入りたくないけーの。
テレビじゃこの制度なくなるんじゃないか言いよったしねぇ。」
と言いたい放題言って帰ったそうです。
最近では、この保険料も数年後にはもっと高くしなくてはいけないとか、
終いには消費税アップの話まで出てきて、先行きがもっと不安になってしまいました。
友人のお父さんは、全身麻痺になってしまい意識が戻ったときに
現実にはついていけず2年も心を病んでいました。
それを家族が支え、助け合って、数年後には人差し指が、
又数年後には肘が動くようになり食事も1人でできるようになり、
電動車椅子に座らせてもらえば外出も自由に出来るまでになりました。
私も友人一家と旅行に行った事があるのですが、
外ではトイレと車の乗り降り以外は自由に過ごしていました。
その時にお父さんは「人生何があるかわからんのー。
ちょっとした事でこんなハンデを負ったけど、そこから又好きな旅行が出来るくらいになって
今は幸せだと思っとるんよ。」と話してくれました。
嬉しいサプライズはいくらあってもいいのですが、
将来が不安になるサプライズはもういりませんよね。
どうすればこの不安は消えるのでしょうかね?
- [2008/05/21 18:29]
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